犬山・木曽路宿場町観光旅行 観光地紹介

2020年2月下旬 私が予定していた旅行を延期。

2020年9月初旬 COVID-19感染症の拡大状況や旅行先の感染症対策,混雑状況を確認した上、やっと旅行することが実現した。実に1年と2か月ぶりであった。

順に、今回訪れたお店や観光地を紹介していく。

1日目

 朝食 モーニング喫茶「リヨン」

小倉サンドセット

 名古屋を訪れるならモーニングを食べたいところ。数多くあるお店の中でも1974年創業という老舗であるモーニング喫茶リヨンを訪れた。

 お勧めしたいポイントは何といっても一日中モーニングを楽しめるという点。お昼ごろに名古屋へ向かうからモーニングは終わってると思えるが、「リヨン」ではそんな時でもモーニングを楽しめる。

 ちなみに、上の写真は小倉トーストのセットだが、コーヒーの値段410円のみで小倉トーストも食べれるというお得なセット。もちろん飲み物はコーヒーだけではなくソフトドリンクも約450円程の値段でコーヒーと然程変わらない。

 

 一日中楽しめるモーニングセット一覧

  • トースト&卵
  • フルーツサンド
  •  小倉サンド
  • ピーナッツクリームサンド
  • ポテトサラダサンド
  • 野菜サラダサンド

 ドリンク一覧

  • コーヒー[ブラック、レモン、ミルク](いずれもHot or Ice)
  • ミルク(Hot or Ice)
  • カフェオレ(Hot or Ice)
  • ココア(Hot or Ice)
  • ソフトドリンク[コーラ、ソーダ、カルピス、オレンジジュース、トマトジュース、レモンスカッシュ]

 

 基本情報

アクセス:名古屋駅より徒歩5分

場所:愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-21 三井ビル別館B1F

営業時間:午前8時~午後6時

定休日:なし

 余談①

朝食を食べていると名古屋の雲行きが怪しくなり始め、名古屋を出るころには豪雨であった。

 昼食 壽俵屋犬山庵

守口漬の丼ぶり

 私は、もともと松野屋というお店に行く予定だった。雨の中を歩き、やっとの思いで到着したがまさかの改装中。

 仕方なく城下町へ向かったが、先ほどまでの豪雨で体力を削られた為、脳の稼働が停止。休憩しつつ調べていると、名古屋名産の守口漬を使用した料理を食べれる雰囲気の良い店を発見。

 座席から眺める中庭は、日本文化そのもの。落ち着いた雰囲気のなか、美味しい料理を食べれる。この写真の他にも、守口漬を使用したハンバーガーや、犬山名物げんこつ(お菓子)をのせたソフトクリームなど様々な名物を食べることが出来るのでお勧め。

 基本情報

アクセス:犬山駅より徒歩10分

場所:愛知県犬山市大字犬山字西古券15

営業時間:午前10時~午後5時

定休日:なし

支払い方法:カード支払い対応

 観光 犬山城

木曽川と犬山城

 昼食を済ませたのち、犬山城へ向かう。犬山城は「現存天守12城」の1つでもあり、「国宝5城」の1つでもある。さらに、2004年までは個人が所有していた日本最後の城である。これに気づいたのは展望室の壁を見たときである。城主の写真の写りが明らかに昭和のカメラのものであったためである。それ以前なら肖像画のはずである。

 さっそく、丘の上に立ちはだかる犬山城天守目指して階段を上る。この階段や坂道は非常に非常に滑りやすく、特に雨が降っているなか上るのは、かなり大変であった。履き慣れていない靴を履いて観光している方や小さなお子さんは注意する必要があるかもしれない。

 さらに、天守閣へ入った途端に視界へ入る傾斜60度ほどの階段。おそらく足が不自由な方は登れるか怪しいほどの急な階段だった。大学生の私であっても手すりを使わなければ上り下りするのは困難を極めた。ただし、靴は入口で脱ぐので裸足であれば多少は滑らずに済むかもしれないが、木造なので木片が刺さることを考えると脱ぐのは躊躇してしまう。

 その後、犬山城と木曽川の2ショットを撮るために橋へ移動。鵜沼駅まで残り20分ほどだったので急ぎ足での撮影。設定に苦労し、妥協の一枚となってしまったのが悔しい。

 余談②

 この後、1kmを5分で走るという困難な状況に陥ったが、列車が4分遅延していた為、間に合った。諦めたらそこで終わりだ。微小の可能性に賭けろ!

 基本情報

アクセス:https://inuyama-castle.jp/access (犬山城公式HP)

場所:愛知県犬山市犬山北古券65-2

営業時間:午前9時~午後17時(入場16時30分まで)

定休日:年末(12/29~1/31)

入城料:https://inuyama-castle.jp/fees (犬山城公式HP)

注意事項:ペットは入城不可

 宿泊 岩村山荘

温泉 老いずの湯

 今回、宿泊させていただいたのは岩村城址の麓にある岩村山荘。

 岩村駅から送迎をお願いし[予約の際に送迎を希望することにより送迎が可能]、本町のなかを通り抜けていく。

 到着し女将さんの説明をお聞きしたのち直ぐに温泉に入る。先ほどのダッシュにより、とんでもない汗をかいたので、郷土料理を頂く前に身体の汚れを落としたかったためである。

 現在、新型コロナウイルス感染症対策により、同時に温泉へ入浴できる人数は8名と制限されているので早めに入ることをお勧めする。ただし翌日の朝9時までは利用できる。

~夕食~ 戦国料理

 18時。宴の間に訪れると、懐かしい炭火のいい香り。私が頻繁に楽しんでいたキャンプの際の夕食の匂いである。

 名物の囲炉裏炭火焼きなのだが、食材の焼き方の説明はパンフレットに書いてあり、焼き具合も女将さんが見て下さるので、安心して楽しむことが出来る。肉は飛騨牛をはじめ三浦豚、恵那地鶏を楽しめる。ほかにも原木椎茸や宿の水槽にある岩魚など、様々な食材を炭火で焼いて食べることが出来る。

 私が選んだ戦国料理のプランの他にも様々なプランがあるのでHPで確認して頂きたい。

岩村山荘 料理のプラン→https://www.iwamurasansou.com/food (岩村山荘HP)

2日目 

岩村山荘での朝食 (まごはやさしい)

朝7時45分 朝食。

 朝食の時間は8時からだが、チェックインの際に数分の時間の変更が可能である。同じく夕食の時間も変更可能。

 ここまで豪華な朝食は人生の中で初めて出会った。単に豪華であれば良いわけではない。とても感銘を受けたのは、「おもてなし」の精神である。こんなにも真心こもった「おもてなし」を受けたことが無いので豪華という単調な表現しか出来ずにいる。

 朝早く旅館を出発するのが心惜しいくらいである。

 基本情報

アクセス:岩村駅より徒歩30分。詳しくはHPをご確認ください。https://www.iwamurasansou.com/access (岩村山荘HP)

場所:岐阜県恵那市岩村町富田569-1

案内:宿泊の予約案内→https://www.iwamurasansou.com/ (岩村山荘HP) ※GoToトラベル対応

ちなみに沿線の明知鉄道もお勧め。~森の中を颯爽と走り抜けるローカル線~

岩村駅に到着する明知鉄道

 観光 馬籠宿

馬籠バス停からの景色

 馬籠に着いた刹那、目にする光景。美しすぎる。この景色を目にすることが出来ただけでも、ここに来てよかったと思えるくらいである。さて、観光する場所は木曽路「馬籠宿」なので、そちらに向かうとする。

 ちなみに馬籠宿、妻籠宿のどちらも駐車場があるので、もちろん車で訪れることも出来る。

昼食 そば処「ますや」

手作り梅ジュースと恵那鶏そば

 とりあえず、昼食をいただく。今回はそば処「ますや」を訪れた。コシが強い手打ちそばとして有名なので、柔らかい麺が好みの方は好みではないかもしれない。しかし、蕎麦の他にも恵那鶏を使用した丼ぶりもあるのでお勧めしたい。店内はテーブル席ぼ他にもお座敷があるので涼しく雰囲気の良いお店である。

 恵那鶏そばと、手作りの梅ジュースを頂いた。私は梅が好みなので、毎年庭の梅を砂糖漬けにしてジュースにするので、気になり飲んでみた。梅が丸ごと入っているのでしっかりと味がついており、美味しい。かなり甘いので個人的に氷で少し薄くなったくらいが丁度いいと感じた。

 基本情報

場所:清水屋資料館と槌馬屋資料館の間。 岐阜県 中津川市 馬籠 4288

営業時間:午前10時~午後4時[冬季:午前11時~午後3時30分]

定休日:不定休

支払い方法:クレジットカード非対応

馬籠宿を散策する人々と積乱雲

 さて、昼食を済ませたところで、観光を続けていく。ホームページの写真や上の写真でも分かるように、かなり坂道である。しかし、石畳となっているので歩きずらいことは全くない。夏場は暑いので厳しいかもしれないが、足が不自由な方であっても、お店で休憩しながら散策することは出来るかもしれない。

 石垣、石畳、松の木、木造、瓦屋根、、と歩いていて全く飽きない。これほど面白い宿場町なのかと感動した。奥に佇むかのような積乱雲が良い味を出している。決して動いていないわけではない。天へ向かって雲は発達し続けている。

 馬籠バス停から宿場町を抜けていくと、陣場という場所にたどり着く。その先には展望台があり眺めは最高である。1日目は天気に恵まれず大変な苦労を強いられたが、この広大な風景を見ていると、そんなことも忘れる。

 観光 妻籠宿

妻籠宿の街並み

 再びバスに乗り、今度は同じく木曽路「妻籠宿」へ向かう。同じ木曽路の宿場町の一つであるが、景色は大きく変わる。ただ、変遷が止まったかのような風景に変わりはない。

 夕方になり、建物の影が伸びてきた。その為、かなり黒っぽい写真となってしまっているが、坂道も緩やかになり、地面、屋根、背景等、同じ宿場町「馬籠」の風景とは、やはり違うことが分かる。

 この頃、積乱雲が木曽に迫っており、出来る限り散策を切り上げ、お茶が出来るお店を探していた。一通り妻籠の街並みを見て周り、美味しそうなかき氷が売っている雰囲気のよさそうなお店を発見。早速入ることにした。

お茶 お茶処「満寿庵」

満寿庵店内の様子
ふわふわなかき氷 (抹茶味)

 訪れたお店はお茶処「満寿庵」。やはり宿場町のお店は、木の香りが漂い暖色の灯りなど、落ち着く。こちらで頂いたのはかき氷。特製栗きんとんかき氷や栗饅頭、栗ようかんなどあったが、私は無類の抹茶好きであるので抹茶かき氷を頂いた。お店の看板にもある通り、氷がふわふわ過ぎて早く頂かないと溶けていった。頭が痛くならない程度に潔く頂くことをお勧めする。

 ショップがあり、お持ち帰りも可能なので、気に入ったお菓子はお土産や自分用として持ち帰ることもお勧め。

 こちらのお店はHPがあったので紹介しておく。http://enokizaka.jp/ (満寿庵HP)

 基本情報

アクセス:バス停妻籠より徒歩3分

場所:長野県木曽郡南木曽町吾妻2184-3

営業時間:午前8時~午後5時

定休日:なし

 ホームページ一覧

 さて、今回の旅行はここまで。

 冒頭に書いた通り、この旅行のおおまかな計画は2月下旬からあったのだが、感染症と家族の健康状態の関係により中止せざるを得なかった。しかし当初の計画の何倍も充実した計画を立てれたと思っている。今回の旅行も私がすべて計画したので、情報もかなりの量が集まった。この情報を無駄にしてはならないと思い、ここに記す。

 少しでも、其方の旅の参考になれば幸いです。

2020年9月17日 IggL

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