【超初心者】プログラミングを始めたい!

前回の、「プログラミングってなんだよ」を読んで、一応理解はしたという人向け。

この記事ではプログラミングを始めるにあたっての基礎知識と、準備するものを説明していきます。

プログラミング言語の正体

前回説明した、ソースコードでコンピューターを動かすには、「コンパイラー」または「インタープリター」というソースコードとコンピューターの仲介役が必要です。

具体的にいうと、コンピューターは電気信号のオンオフ(数字の1,0で表される)の組み合わせでしか情報を扱えないので、

人が読むことができるソースコードを、コンピューターが理解できる数値の集まり(命令)に直さなければいけません。

その役割を果たすのが、「コンパイラ」や「インタープリター」です。

実はこれらは、プログラミング言語の正体なのです。

どういうことかというと、

「コンパイラ」や「インタープリター」は、ソースコードの中のどのような単語どのような機械への命令 (数字の集まり) にするかを決めているルールでもあります。

したがって、「コンパイラ」や「インタープリター」を変えることはルールを変えることでもあり、それはコードの書き方、文法や単語 (=プログラミング言語) を変えることでもあるのです。

なので、これら自体をそのプログラミング言語の言語名(PHPやJavaなど)で呼ぶこともあります。

また、プログラミング言語は人工言語ですから作った人 (会社) の公式ページから「コンパイラ」や「インタープリター」をダウンロードすることができます。

コードってどんなことが書いてある?

ソースコードには、具体的にどのようなことが書いてあるのでしょうか。

ソースコードに機械にやらせたいことを命令のように書いておくと、「コンパイラ」や「インタープリター」が翻訳をして、機械が動きます。

その命令には、多くの種類があります。

例えば、足し算引き算などの四則演算や、「繰り返し〇〇をしなさい」という命令、「もしこの条件が〇〇なら、△△をして、そうでないなら××をしなさい」という条件分岐の命令などがあります。

また、これらと、入力を求める命令、画面に表示させる命令などを組み合わせて、アプリなどが作られています。


それでは、超簡単にソースコードの中身を説明するために、「1000円持っていて、1個100円のりんごをいくつ買ったら残金はいくらになるか」を表示するアプリを作ってみましょう。(日本語で書くので実際には動作しませんが。)

以下、コードです。


「りんごをいくつ買いますか?」と表示。

入力を求める。

その入力×100(円)を計算する。これをAとする。

1000 – Aを計算する。これをBとする。

「残金はB円です。」と表示する。


以上で、完成です。実際にソースコードの中身はこのような感じになっています。

すべて、命令の組み合わせで出来ています。どのように命令を組み合わせて、目標のアプリを作っていくかを考えるのがプログラマーのお仕事です。

プログラミングを始めるために必要なもの

  1. プログラムを動かす機械 (PC,スマホ,サーバーなど)
  2. インタープリターまたはコンパイラ
  3. テキストエディター (できれば)

1は当然です。

2は1の機械にインストールします。

3は効率を上げるためにできるだけ入れたほうがいいです。また、テキストエディターの種類によってはインタープリタが内蔵されているものもあります。

これらをまとめて開発環境といい、開発環境を整えるのが大変で、挫折する人もいるので、まずは プロゲート(http://prog-8.com) というサイトで勉強するのがおすすめです。

パソコンさえあれば学習することができます。

(何と無料!)

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